FCC、ABC免許の早期見直しを発表 多様性政策を調査

米連邦通信委員会(FCC)のブレンダン・カー委員長は5月2日、ABCの8つの放送免許の早期見直しに関し、ホワイトハウスから圧力を受けていないと明言した。同見直しは、ABCの多様性・公平性・包摂(DEI)政策に関するFCCの調査に端を発していると述べた。

トランプ大統領の発言に関する見解

カー委員長は同日行われた記者会見で、先週末に開催されたホワイトハウス記者協会晩餐会の前日にジミー・キンメル氏が行った発言を受け、トランプ大統領が同氏の解雇を求めた件についても言及した。カー委員長は「大統領には発言をする権利があり、解雇を求める判断を下す権利もある」と述べ、同様にファーストレディも発言する権利があると強調した。さらに「多くの人々がその意見に賛同している」と語った。

FCCの調査対象はDEI政策

FCCはABCのDEI政策に関する調査を実施しており、この調査が免許見直しのきっかけとなった。カー委員長は、調査の目的は同社の多様性推進策に関する透明性と適法性を確認することだと説明した。

背景情報

  • ABCは複数の放送免許を保有しており、FCCはこれらの免許の更新や見直しを定期的に実施している。
  • DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)政策は、企業や団体が多様性を推進し、公平な機会を提供する取り組みを指す。
  • ジミー・キンメル氏はABCの深夜番組「ジミー・キンメル・ライブ!」のホストで、先週末のホワイトハウス記者協会晩餐会でトランプ大統領に関するジョークを披露した。

今後の展望

FCCは引き続きABCのDEI政策に関する調査を進め、必要に応じて免許の見直しを行う可能性がある。カー委員長は「調査は公平かつ透明性を持って行われる」と強調した。

出典: The Wrap