米Microsoftは4月21日、Xbox Game Pass UltimateとPC Game Passの月額料金を引き下げると発表した。これにより、Game Pass Ultimateは月額23ドル(従来30ドル)、PC Game Passは14ドル(従来16.50ドル)となった。価格改定は即時適用され、リージョンによって異なる可能性がある。

新Microsoft Gaming CEOのAsha Sharma氏は、Game Passの価格が「多くのプレイヤーにとって高額になりすぎている」と指摘。同氏はX(旧Twitter)の投稿で「長期的には、より柔軟なシステムへと進化させる必要があり、そのためのテストと学習には時間がかかる」と述べた。

Game Pass Ultimateの価格は2024年10月に50%引き上げられ、わずか15カ月で2度目の値上げとなった。これにより多くのプレイヤーにとって負担が大きくなり、不満の声が上がっていた。PC Game Passも同様に月額4.50ドルの値上げが実施されていたが、今回の改定で引き下げられることとなった。

Xboxチームは「プレイヤーは多様な地域や嗜好を持っているため、万人に最適なモデルは存在しない。しかし、これまでのフィードバックに応える形でこの変更を行う」とコメント。引き続きプレイヤーの声を聞きながら改善を進めていくとしている。

「Call of Duty」新作が発売日にGame Passに登場しなくなる

その一方で、新たなルールも導入される。人気シリーズ「Call of Duty」の新作は、発売日にGame Pass UltimateやPC Game Passでプレイできなくなる。新作は発売から約1年後のホリデーシーズンに追加される予定だ。これにより、Xboxの自社タイトルで発売日にGame Passに登場しない唯一のシリーズとなる。

この変更は、収益性の高い「Call of Duty」シリーズからの収入を増やす狙いがあるとみられる。Microsoftは2023年にActivision Blizzardを687億ドルで買収したが、その際に「Call of Duty」が大きな価値を持つフランチャイズとして注目された。これまでXboxおよびPCプレイヤーはGame Passを通じて発売日に「Call of Duty」をプレイできていたが、今後はPlayStationプレイヤーと同様に発売日にフルプライスで購入する必要が生じることになる。

また、MicrosoftがGame Passに新たな高額プランや追加オプションを導入し、発売日に「Call of Duty」がプレイできるようにする可能性についても業界筋から示唆されている。

出典: Engadget