米国際貿易委員会(ITC)は、再設計されたApple Watchの輸入差し止めを回避する判決を下した。これにより、アップルは血中酸素濃度測定機能を改良した最新モデルの販売を継続できる見通しとなった。

ITCは今回の判決で、再設計されたApple Watchが医療技術企業マスモの保有特許を侵害していないと結論付けた。マスモは2021年からアップルに対し特許侵害で提訴し、当初はITCがアップルの敗訴を認め輸入差し止めを命じていた。しかしアップルは血中酸素濃度測定機能を再設計し、現在のモデルに反映させた。

マスモはこの判決に不服として再び輸入差し止めを求めていたが、ITCは今回それを退けた。マスモは今後、米連邦巡回控訴裁判所への控訴を検討する可能性がある。

アップルは声明でITCの判決を歓迎し、「マスモはアップルに対し執拗な法廷闘争を展開したが、そのほとんどの主張は退けられた」とコメントした。マスモに対して取材を試みたが、現時点でコメントは得られていない。

一方で、マスモはアップルに対し複数の戦線で対決を続けている。2023年11月には、別の特許侵害訴訟でアップルに対し6億3400万ドルの支払いを命じる陪審員評決が下された。

出典: Engadget