NHLプレーオフ2回戦で、カロライナ・ハリケーンズはフィラデルフィア・フライヤーズを相手に2連勝を飾った。この快進撃は、開幕戦の圧勝から始まり、第2戦も延長戦の末に勝利。勢いを維持すれば、モンレアル・カナディアンズやバッファロー・セイバーズとのカンファレンス決勝進出も現実味を帯びてきた。
Rod Brind'Amour監督率いるハリケーンズは、2019年以降毎年プレーオフに進出しているが、これまでの3度のカンファレンス決勝進出でわずか1勝12敗と、悲願のスタンレー杯優勝には程遠い状況が続いてきた。なぜ彼らは決勝で勝てないのか?
勝負所で力を発揮できない理由
ハリケーンズは、実力で勝る相手との対戦では得点力不足に悩まされてきた。例えば、かつてのボストン・ブルーインズや最近のフロリダ・パンサーズのような強豪相手では、トップラインの得点力に圧倒され、結果を残せずにきた。その一方で、実力で劣るチームとの対戦では、徹底した戦術と猛烈な仕事量で勝ち切る戦い方が功を奏してきた。
しかし、プレーオフでは「勝負所で力を発揮できない」というジンクスがついて回る。リーグ屈指の強豪チームとの対戦が増える中、ハリケーンズはこれまでその壁を乗り越えられなかった。
チームの弱点克服への挑戦
ハリケーンズは、これまでのプレーオフ敗退を受け、チームの弱点克服に真摯に取り組んできた。昨シーズンには、コロラド・アバランチで55ゴールを挙げたスター選手、ミッコ・ランタネンを獲得するためのトレードを敢行したが、ランタネンは突然の移籍に戸惑い、チームとの関係が上手く構築できなかった。そのため、わずか13試合に出場した後、ハリケーンズはランタネンを放出し、若手のローガン・スタンボベンを獲得するという賭けに出た。
スタンボベンは、その後着実に成長を遂げ、チームの将来を担う選手として期待される存在となっている。ハリケーンズは、これまでの失敗を教訓に、チームの弱点を克服するための具体的な改革を進めてきた。
スタンレー杯優勝への期待が高まる
ハリケーンズは、今シーズンのプレーオフで勢いを維持し、これまでの課題を克服できるのか。もしカンファレンス決勝に進出できれば、スタンレー杯優勝への期待が一気に高まるであろう。ファンは、Rod Brind'Amour監督の下で、ハリケーンズがついに悲願を達成するのか、注目している。