キアEV6、2026年モデルで大幅な価格改定を発表

キアは2026年モデルのEV6に大幅な価格引き下げを発表した。最安モデルとなるEV6 Light Standard Rangeは、379万円からスタートし、2025年モデル比で50万円の値下げとなる。この他、上位グレードでは最大59万円の割引が適用される。

販売不振の打開策か

2025年1月から4月までのEV6の販売台数は2,751台で、前年同期比37.4%減と急落している。この要因として、連邦政府のEV税額控除(最大7,500ドル)が廃止されたことが指摘されている。キアは販売回復を目指し、2026年モデルで大幅な価格改定に踏み切った。

各グレードの新価格(送料15万4,500円別)

  • EV6 Light Standard Range RWD:379万円(-50万円)
  • EV6 Light Long Range RWD:412万円(-50万円)
  • EV6 Light Long Range AWD:452万円(-51万円)
  • EV6 Wind RWD:448万円(-55万円)
  • EV6 Wind AWD:488万円(-55万円)
  • EV6 GT-Line RWD:487万円(-55万円)
  • EV6 GT-Line AWD:530万円(-59万円)

なお、高性能モデルのEV6 GTについては、キアは2025年早々に輸入を停止しており、今回の価格改定の対象外となっている。

主な仕様変更と新機能

2026年モデルでは、以下の変更点が追加されている。

  • 標準装備の充電ケーブル:デュアルレベル充電ケーブルが標準装備に。
  • ZEV州向け特典:DC急速充電アダプターが無償提供される。
  • プラグ&チャージ機能:対応充電器で自動決済が可能な「Kia Charge Pass」に対応。
  • 内外装のカラーバリエーション更新:新しいカラーが追加される。
  • Tech Packageの廃止:EV6 Light Long Rangeでは「Tech Package」が廃止され、シンプルな仕様に。

EV6の基本スペック

EV6は63kWhと84kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は381kmから513km(WLTP換算)。出力は125kW(167hp)から239kW(324hp)までのバリエーションを展開している。

キアの戦略的価格改定の背景

「EV市場の競争激化と連邦税額控除の廃止により、EV6の販売が低迷した。価格改定は、顧客の購買意欲を喚起し、市場シェアの維持を図るための戦略的な取り組みだ」
— キア自動車幹部

今後の展望

キアは2026年モデルの価格改定により、EV6の販売回復を目指す。特に、エントリーグレードの価格引き下げは、新規顧客層の獲得につながる可能性がある。一方で、高性能モデルのGTについては今後導入されるかどうかは不透明だ。

出典: CarScoops