コメディアンのキャシー・グリフィンは、自身のポッドキャスト番組「Talk Your Head Off」で、ジミー・キメルを擁護する発言を行った。トランプ前大統領によるキメルへの圧力を批判し、表現の自由の重要性を改めて訴えた。
番組内でグリフィンは、「誰かが私のためにやってくれていたら」と述べ、キメルへの支持表明が遅すぎたとの見方を示した。自身が2017年に受けた扱いとの比較を交え、「9年たってもまだ傷は癒えていない。誰も私の表現の自由を守るために全力を尽くしてくれなかった」と振り返った。
2017年、グリフィンはドナルド・トランプ大統領の首を模した切断された頭部の写真をSNSに投稿し、物議を醸した。この行為により司法省から暗殺共謀容疑で捜査を受け、業界内外からの非難を浴びた経験がある。
一方、キメルは2024年4月に行われたホワイトハウス記者会 dinnerの直前、メラニア・トランプ夫人を「妊娠中の未亡人のような輝き」と発言し、トランプ前大統領からABC解雇を要求された。さらにFCC(連邦通信委員会)のブレンダン・カー委員長がABCの放送免許更新に早期審査を命じる事態に発展した。
グリフィンは番組内で、キメルの発言は記者会 dinnerの暗殺未遂事件(4月27日)より2日前の木曜日に行われたことを指摘。「MAGA支持者たちはパニックに陥り、キメルが事件を引き起こしたと主張している。だが、タイムラインすら把握できていないのが現状だ」と皮肉った。
さらにグリフィンは、キメルの発言に対するトランプ前大統領の反応や、自身が2017年に経験した司法省による捜査の実態を詳細に説明した。
「大統領がオーバルオフィスから泣き叫び、司法省や検察、秘密捜査官を動員して私をテロリスト予備軍として扱った。暗殺共謀罪で起訴しようとしたのよ」と当時を振り返り、キメルへの支持が遅すぎたとの見解を示した。
番組の最後には、キメルの発言に対するトランプ前大統領の声明やメラニア夫人の声明、キメル自身の謝罪コメントなどを引用し、自身の経験と重ね合わせた。