米コメディアンのジミー・キメルは、自身のトーク番組「ジミー・キメル・ライブ!」内で、ホワイトハウス記者協会晩餐会の代替司会を務めた。これは、例年行われる晩餐会がコメディアンの起用を断念したことに対する、独自の抗議の形だった。
キメルは番組内で、晩餐会がメンタリストのオズ・パールマンを招いたことや、コメディアン不在の決定を皮肉った。「通常、面白い人が登場して、要人や大統領を笑いの的にするものです。しかし、今の大統領は極めて繊細で、これまでにないほどの薄い皮を持つ方。つまり、今年はコメディアンがいないということです」と発言。さらに、「そこで、キッド・ロックの代替ハーフタイムショーに倣い、大統領がコメディを恐れる臆病なドラマクイーンでなければ、コメディアンがどんなジョークを披露していたか、考えてみました」
会場を「2026年ホワイトハウス記者協会晩餐会」と称したキメルは、参加者の正装に触れて「こんなに黒い服が並ぶのを見たのは、トランプ・エプスタインファイルのページを全部見た時以来だ」と冗談を飛ばした。
トランプ前大統領への直接的な攻撃も続いた。「大統領は今夜、自分へのジョークを控えるよう求めてきた。でも、13万ドルを支払って黙っていてくれとは言わなかった。残念ながら、キノコち○こさん」と発言。さらに、「万が一、大統領に医療緊急事態が起きた場合、医師はいますか? いえ、イエス・キリストはいますか? いつも間違えるので」と、大統領の健康状態にまで言及した。
キメルは、トランプの肌の色についても「メイクアップは誰が担当した? ケフラーシングルス?」と揶揄。政策面では、風力発電と石油政策の影響で、「大統領の遺産は『おならと放屁』になるだろう」と皮肉った。
メラニア前ファーストレディに関しても、Rotten Tomatoesで10%という評価のドキュメンタリーを引き合いに出し、「世界初の動かない絵だ」と辛辣にコメント。副大統領のJD・バンスやスティーブン・ミラー、カシュ・パテルらを「愛国者の集まり」と皮肉りながら、それぞれのスキャンダルを指摘した。
また、FCC委員長のブレンダン・カーに対しても「9月に、私の系列局に放送停止を迫った。簡単な方法か、難しい方法か選べと言われた」と、放送規制の圧力を非難した。