米ABCの人気深夜番組「ジミー・キンメル・ライブ!」で司会を務めるジミー・キンメル氏が、タッカー・カールソン氏のトランプ前大統領支持に対する謝罪を巡り、痛烈な皮肉を込めたコメントを発表した。

キンメル氏は火曜夜の放送で、カールソン氏が自身のポッドキャスト番組「ザ・タッカー・カールソン・ショー」で行った謝罪について言及。カールソン氏は「自分と弟のバックリーがトランプ氏を当選させた張本人だ」と発言し、その責任を認める内容だった。

キンメル氏はこの謝罪を受け、こう切り出した。

「昨夜、トランプ氏と袂を分かった忠実な支持者たちについて触れました。その中には、これまでトランプ氏を支持していたタッカー・カールソンも含まれます。彼はついに、トランプ氏を支持したことを謝罪したのです」

カールソン氏は謝罪の中で、自身と弟が執筆した演説がトランプ氏の当選につながったと述べ、その責任を「長い間、苦しみ続けるだろう」と告白。キンメル氏はこれに対し、こう反応した。

「これはすごい。タッカー・カールソンがトランプ氏の当選を手助けしたことを謝罪するとは。これは『嘘つきの後悔』ってやつですね」

しかしキンメル氏は、カールソン氏の謝罪にあまり心を動かされた様子はなく、さらに皮肉を重ねた。カールソン氏が「M&M’sのキャラクターが脱性化された」と主張し、同社を非難していたことを引き合いに出し、次のようにジョークを飛ばした。

「彼は同性愛のパートナーがいると認めたばかりか、緑色のM&M’sと恋愛関係にあると明かしたのです」

キンメル氏はさらに、カールソン氏が最近医師を「米国で最悪の人間」と発言したことに触れ、こう続けた。

「しかし、タッカーが完全に変わった人間になったと思わないでください。心配ご無用、彼はまだ正気じゃないですから」

番組内では、カールソン氏の謝罪動画も流され、その中で「自分たちが今の状況を作り出した」と発言するシーンが放送された。キンメル氏は、カールソン氏の謝罪が「同性愛疑惑」や「白人至上主義的な名前」などのジョークで彩られていたことも指摘した。

キンメル氏は最後に、カールソン家の感謝祭の様子を想像し、こう締めくくった。

「タッカー・カールソン家の感謝祭はさぞ楽しいことでしょうね」

「ジミー・キンメル・ライブ!」は米ABCで毎週月曜から金曜の午後11時35分(東部時間)に放送されている。

出典: The Wrap