コメディ番組「ザ・デイリー・ショー」のジョン・スチュワートは10月28日、トランプ前大統領が同一演説内で「軍事作戦」と「戦争」という相反する表現を使い分けている点を取り上げ、その矛盾を「マクドナルドの水の無料トリック」に例えて痛烈に批判した。

スチュワートはまず、ウォー・パワーズ・レゾリューション(戦争権限決議)について触れ、大統領が60日間の期限後に議会の承認なしに軍事行動を継続することは「違法」だと指摘。その上で、トランプがイランとの対立について「軍事作戦」と発言した直後に「彼らは『戦争』という言葉を使いたがらない」と発言していたことに言及した。

「軍事作戦」と呼ぶことで法的問題を回避しようとしているとスチュワートは分析し、次のように例えた。

「まるでマクドナルドのレジで『水のカップをください』と言うようなものだ。『水』と言えば無料で手に入る。だから彼は『水』という言葉を使って、支払いの問題を避けようとしている。だが、実際にはコーラを飲みたいわけだ」

スチュワートはさらに、トランプが「軍事作戦」という表現を徹底すれば問題はないが、同一の演説で『我々は戦争状態にある』と発言していたと指摘。その矛盾ぶりを「レジでコーラを飲みながら『水です』と言い張るようなもの」と表現した。

番組内で放送されたトランプの演説映像では、実際に「我々は戦争状態にある」と発言していたことが確認できる。スチュワートは「同じ日、同じ演台で!」と驚きを隠さなかった。

出典: The Wrap