NFLネットワークのイアン・ラポポート記者によると、ダラス・カウボーイズのWRジョージ・ピケンズは、2025年のフランチャイズ指定(1年2729万ドル)を受諾する見込みと報じられた。しかし、現時点で正式な受諾手続きは行われていないことが、ESPNのトッド・アーチャー記者によって明らかになった。
フランチャイズ指定の受諾は、メールなどの手段で行われることが多いが、受諾が完了するまでは選手は契約下にない。受諾後は、義務のあるミニキャンプやトレーニングキャンプ、プレシーズンへの参加が義務付けられ、無断欠席には罰金が科される可能性がある。
受諾のメリットと今後の展望
早期の受諾には、選手がシーズンに集中し、翌年のFA市場で高額契約を獲得するための準備を整える狙いがある。ピケンズの場合、カウボーイズが再びフランチャイズ指定を行う可能性が高いとみられる。規則上、2026年の指定額は20%増の3275万ドルとなるが、現在の相場(年間4215万ドル)を大幅に下回る水準だ。
また、受諾により選手はトレードが可能になる。今回の報道が早期にリークされた背景には、ドラフト期間中に他チームからのトレードオファーを引き出す意図があったとの見方もある。
トレードの条件と制約
ピケンズのトレードに関して最も重要なポイントは、7月15日以降のトレードでは、新しいチームがピケンズと複数年契約を結べないという点だ。これはフランチャイズ指定選手に適用される期限であり、例外はない。7月15日以降のトレードは、シーズン終了後に1年契約の交渉権を得る形となり、翌年の再指定も可能となるが、ミカ・パーソンズのようにシーズン中にトレードされる可能性は事実上ない。
現時点で、ピケンズに2巡目指名権を放棄してまで獲得するチームは現れておらず、オファーシートの提示も行われていないため、このシナリオは現実的ではない。