米国のミュージシャン、キッドロック(本名:ロバート・ジェームズ・リッチー)が、国防長官ピート・ヘグセスと共にアパッチ攻撃ヘリコプターに搭乗していたことが明らかとなった。
報道によると、キッドロックは2024年6月10日(月)の朝、自身のプライベートジェットでバージニア州北部に位置するフォートベルボア陸軍基地へ向かい、ヘグセス長官とヘリコプターに搭乗したという。
通常、アパッチヘリコプターは2名のパイロットが搭乗するが、この際にはキッドロックとヘグセスがそれぞれ1名のパイロットと共に別のヘリコプターに搭乗していたとされる。また、アパッチヘリコプターは当該基地に配備されていないため、その出所についても疑問が呈されている。
基地の広報担当者は、ヘグセス長官の事務所に問い合わせるよう求めたという。
関連する過去の出来事
先月、テネシー州ナッシュビルで行われた「No Kings(王はいらない)」デモ活動の上空を2機のアパッチヘリコプターが飛行し、その後キッドロックの邸宅近くで機動演習を行ったことが報じられた。この出来事を受け、関与した空軍隊員たちは一時的に停職処分となったが、ヘグセス長官は数日後に処分を解除し、「Carry on, patriots. 🇺🇸」と投稿して隊員らを擁護した。
さらに、キッドロックは2月にも保健長官ロバート・F・ケネディ・ジュニアと共に氷風呂とトレーニング動画に出演し、公衆衛生政策をアピールしていた。今回のヘリコプター搭乗についても、国家安全保障を目的としたものではなく、2022年の時点でアパッチヘリコプターの運用コストは1時間あたり約5,171ドルに上ることが指摘されている。
今後の動向に注目
キッドロックとヘグセス長官の関係や、今回のヘリコプター搭乗の目的、さらには軍の運用ルールとの整合性について、今後さらなる調査や議論が行われる可能性がある。