コメディアンで司会者のスティーブン・コルベア氏は、4月22日放送の「ザ・レイト・ショー」で、トランプ前大統領のイラン政策を巡る矛盾や混乱ぶりを徹底的に風刺した。

番組冒頭、コルベア氏は4/20(大麻の日)にちなんで「今やトランプ氏のイラン戦略を理解する唯一の方法は、大麻を吸うことかもしれない」と皮肉を交えて切り出した。その後、イランが数日でホルムズ海峡の封鎖と再開を繰り返したことに触れ、米国の軍事封鎖維持が引き金になったと指摘した。

コルベア氏は「真のホルムズ海峡とは、我々が道中で作った友達だったのだろう。だが、友達なんてできなかったと聞かされている」とジョークを飛ばした。さらに、トランプ氏が「イランは二度とホルムズ海峡を封鎖しないと約束した」と発言していたことを引き合いに出し、「イランはその翌日に再び封鎖した。ああ、惜しい」と続けた。

番組の模様は以下の動画で視聴可能だ。

トランプ氏の無責任な発言を批判

コルベア氏は、トランプ氏が紛争の解決前に勝利を宣言するような発言を繰り返すことにも批判を加えた。

「まだ何も終わっていないのに、そんな発言はやめろ!」と忠告するコルベア氏は、80年代の映画の刑事を例に挙げてこう表現した。「退職目前の刑事が机の写真を指差して『これが娘のデニス。夏には aisle(通路)を一緒に歩くんだ』と言うようなものだ」

さらにコルベア氏は、トランプ氏が先週末にTruth Socialに投稿した一連の動画についても言及。その中にはAIナレーターが supporters(支持者)に「彼を信じろ(let him cook)」と呼びかける動画も含まれていた。

「世界のリーダーがZ世代のスラングを使うのを聞くと安心するよ」と皮肉ったコルベア氏は、マハトマ・ガンディーの名言をもじってこう締めくくった。「世界を変えたければ、まず自分が変わらなければならない。Wow, fam, I ate with that(Wow, 友よ、僕はそれを食べた)」

出典: The Wrap