「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズの最新作である「Super Smash Bros. Ultimate」が発売されてから、まもなく8年を迎えようとしている。発売当時の「「みんながいる!」」というキャッチコピー通り、歴代キャラクターから新規参入キャラクターまで総勢86体のファイターが集結。その圧倒的なボリュームと完成度から、シリーズの集大成と評価されてきた。
そんな中、次回作が開発中であり、2027年の発売が濃厚という噂が浮上している。シリーズディレクターの桜井政博氏が2025年11月に「Kirby Air Riders」の開発を終えたばかりであることから、具体的な発表はまだないものの、開発期間の観点からも現実的なタイムラインと指摘する声もある。
しかし、最大の注目は「Ultimateの後をどう継ぐか」という点だ。これまでのシリーズを総括し、第三者キャラクターも含めたほぼ全てのファイターが揃った本作は、まさに「Avengers: Endgame」のような存在と評されてきた。そのため、単に規模を拡大するだけでは、シリーズの重みに耐えられないのではないかと懸念するファンも少なくない。
「規模よりも革新を」ファンの間で議論が活発化
そんな中、ファンの間では次回作に求められる要素について活発な議論が交わされている。特に注目を集めているのが、「ファイターの数を大幅に絞り込む」というアイデアだ。
あるRedditのスレッドでは、多くのユーザーが「ファイター数を35体程度にまで絞り、プレイヤーが使いやすい規模に戻すべき」と主張。その理由として、第一に「第三者キャラクターの獲得が難しくなる」点を挙げている。さらに、プレイヤーが使い慣れたキャラクターに新たなゲームプレイの可能性を追求することで、新規プレイヤーを獲得できるのではないかと提言されている。
RedditユーザーのRbespinosa13氏は次のように述べている。
「Ultimateのファイターの豊富さは大きな魅力ですが、後継作でそれを超えるのは難しいでしょう。特にゲストキャラクターの獲得という点ではなおさらです。新たなプレイヤーを獲得するためには、ゲームプレイの革新こそが鍵となります。」
「古参キャラクターの再定義」新たな可能性
また、マリオ、ドンキーコング、カービィ、ゼルダなど、シリーズを代表するキャラクターたちは、スマブラデビュー以降も数多くの作品で活躍を続けている。そのため、次回作ではこれらのキャラクターの「新たなゲームプレイの可能性」を模索することが重要だと指摘する声もある。
例えば、カービィは「Kirby Air Riders」の開発を終えたばかりであり、その経験を活かした新しいアプローチが期待される。また、マリオやルイージなどの定番キャラクターも、新たなアビリティやステージデザインによって、これまでとは異なる遊び方が提供される可能性がある。
いずれにせよ、次回作が「Ultimateの後をどう継ぐか」という点で、シリーズにとって大きな岐路となることは間違いない。ファンの間では、単なる規模の拡大ではなく、「革新的なゲームプレイ」と「使いやすさの向上」に重点を置いた作品が求められている。