ソニーは直近の第4四半期(2024年1月〜3月)にPS5を150万台しか販売せず、前年同期比で46%減少したと発表した。同社はこの売上急落について、昨年から実施した2度の値上げが影響したと説明している。

通常版PS5の価格は、昨年499.99ドル(約7万円)から649.99ドル(約9万円)まで引き上げられた。この値上げは、世界的なメモリ不足や経済情勢の悪化、さらにはイラン情勢の緊張を背景に実施されたとされる。

ソニーは今後の見通しについて、年間ゲーム事業の売上高が6%減少すると予測している。しかし、メモリコストの高騰が続けば、この予測はさらに悪化する可能性があると指摘している。

同社は「PS5のハードウェア販売は2026年度に向けた計画に基づいて進める」とコメントしており、メモリ不足の解消が今後の販売戦略に大きく影響すると見られる。

メモリ不足は、半導体市場の需給逼迫や地政学的リスクによって長期化する可能性が高く、ソニーのハードウェア事業にとって引き続き大きな課題となっている。

出典: The Verge