ソラナ系カジノ「Luck.io」が運営終了を発表

ソラナブロックチェーン上で運営されていたオンラインカジノ「Luck.io」は、2025年に月額最大50万ドルをインフルエンサーに支払う大規模なマーケティングを展開していたが、2026年4月に運営終了を発表した。同社はプレイヤーに対し、残高の引き出しを促している。

急成長と虚飾の裏にあった問題点

Luck.ioは、設立当初から「最速で成長するオンチェーンカジノ」を自称していた。同社の広報担当者は、「当初は構想に過ぎなかったが、やがて業界最大級の規模に成長した」とコメント。その一方で、技術的な問題が指摘されていた。

同社のウェブサイトによると、運営終了までに総賭金額12億ドル、2億8600万回のベットを記録していた。しかし、その裏ではコードの透明性や不変性に関する疑問が浮上していた。

疑わしいコードと監査体制

Selvlabsの創業者であるFoobar氏は、Luck.ioのコードが不変でも公開検証可能でもないと指摘。監査がGitHubではなく、プライベートメールで行われていたと主張した。

また、暗号資産インフルエンサーのCobie氏は、Luck.ioの運営者が過去にRollbit(集中型カジノ)と関係があったと告発。RollbitのRLBトークンは2023年11月をピークに75%下落していた。

インフルエンサー戦略の破綻

Luck.ioは、Ansems、FaZe Banks、Sol Jakeyなどの有名インフルエンサーと提携し、彼らのフォロワーに向けてプロモーションを展開していた。しかし、暗号資産市場の低迷により、月額50万ドルという巨額のインフルエンサー費用を維持することが困難になった。

Rollbitの日次収益は、2025年2月の300万ドル超から6月までに90%減少していた。Luck.ioも同様の運命をたどり、最終的に運営を終了するに至った。

業界再編の兆し

Luck.ioの破綻は、ソラナ系カジノ業界における再編の一環と見られている。同社の技術や顧客基盤が他のプロジェクトに引き継がれる可能性もあるが、現時点では不透明な状況が続いている。

プレイヤーは、残高の引き出しを急ぐよう求められている。

出典: Protos