トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名したケビン・ウォーシュ氏が、4月21日の上院銀行委員会での承認審査で、性犯罪者ジェフリー・エプスタインとの金融的関係について議員の質問を回避した。
上院議員エリザベス・ウォーレン氏は、ウォーシュ氏が倫理当局や公衆に公開していない1億ドル超の投資資産について質問。具体的には「THSDFS LLC」や「Juggernaut Fund」と呼ばれるファンドに関するもので、ウォーレン氏はこれらの資産がトランプ大統領一家、中国政府、マネーロンダリング、あるいはエプスタインと関連するかどうかを直接尋ねた。
ウォーシュ氏は「承認された場合、就任前にこれらの資産を売却する」と述べるにとどまり、具体的な回答を拒否した。
ウォーレン議員の追及とウォーシュ氏の反応
ウォーレン議員:「例えば、ジェフリー・エプスタインが設立したファンドへの投資があるかどうかを教えてくれませんか。それとも、それを答えるつもりはないと伝えているのですか?」
ウォーシュ氏:「承認されれば、それらの資産は売却されます」
ウォーレン議員はさらに、ウォーシュ氏が「機密資産」の開示・処分計画について明確に答えるかどうかを追及したが、ウォーシュ氏は「政府倫理局と資産処分の合意に至っている」と述べるのみだった。
エプスタインとの関係を示す資料
ウォーシュ氏の名前は政府のエプスタイン関連文書に登場することがあり、犯罪への関与は示されていないものの、両者が交友関係にあったことが伺える。ウォーシュ氏は、化粧品大手エスティ・ローダーの創業者一族で、共和党の大口献金者であるロナルド・ローダー氏の娘で億万長者のジェーン・ローダー氏と結婚している。富裕層のFRB議長候補であるウォーシュ氏が、なぜエプスタインとの関係について曖昧な態度を取るのか。その理由は、単なる関係の否定なのか、それとも実際に問題のある資産が存在するのか。
出典:
The New Republic