米国のシンガー・ソングライター、ビルie・アイリッシュは、自身の政治的発言に対する批判に反論し、「なぜいじめを止めることが物議を醸すのか」と疑問を呈した。

アイリッシュは最新号のElle誌に登場し、8月に公開予定のコンサート映画「Hit Me Hard and Soft: The Tour (Live in 3D)」に先駆けて行われたインタビューで、自身の政治的活動について語った。その中で、今年のグラミー賞でICE(米国移民税関執行局)を批判したことについても言及された。

「いじめを止めるのがなぜ物議?」

アイリッシュはElle誌のインタビューで、自身の政治的発言について「なぜ物議を醸すのか」と反論した。

「私はそういうふうに育てられました。影響力のある立場で人々のために声を上げられるのに、物議を避けるために沈黙する? 誰かがいじめられているのを見て止めるのがなぜ物議になるのか。問題が起きるかもしれないけど、それでも行動すべきじゃない? そんなことは関係ないんです。」

今年のグラミー賞では「ICE OUT」と書かれたピンバッジを着用。ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した際のスピーチでは、政治的メッセージを発信した。

「感謝の気持ちはありますが、正直、何も言う必要はないと思います。誰もが不法移民ではないからです。
今、何を言うべきか、どう行動すべきか悩む時期ですが、この部屋に希望を感じます。私たちは声を上げ続け、抗議しなければなりません。私たちの声は重要で、人々が大切だからです。Fuck ICE。」

億万長者への批判も

2025年11月には、ウォールストリートジャーナル主催のイノベーター賞授賞式で、イーロン・マスクマーク・ザッカーバーグといった億万長者を批判。ザッカーバーグは会場に出席していた。

「今、世界は本当に暗く、人々は共感と支援を必要としています。皆さんを愛していますが、この中には私よりもはるかにお金を持っている方々がいます。億万長者である理由は? 憎しみはありませんが、お金を寄付してください。」

同月、アイリッシュは自身のInstagramで、マスクが億万長者の地位に迫る中、「f—king pathetic pussy b—h coward(クソ情けない臆病者)」と非難した。

出典: The Wrap