フォードオーストラリア、2026年モデル「マスタング・ダークホース T8-Spec」を発表
フォードオーストラリアは、2026年モデルとなる「マスタング・ダークホース T8-Spec」を発表した。この特別仕様車は、外装・内装・足回りに大幅な改良を施し、限定250台で販売される。価格はオーストラリアドルで1億3,888万(米ドル換算で約9,940万ドル)と、オーストラリア市場における最も高額なマスタングとなる。
トラック志向の専用チューニングを施した特別仕様
T8-Specは、フォードのV8スーパーカー用レースエンジニアリングを手掛けるTriple Eight Race Engineeringと共同で開発された。トラック走行に最適化された足回りや、専用の内外装を備える。米国仕様の「Handling Package」に近い性能を持ちつつ、生産台数を250台に制限することで希少性を高めている。
視認性の高い専用デザインとトラック用パーツ
外観は、Triple Eightのロゴが随所に配され、大型リアウイングには「Grabber Blue」のガーニーフラップが採用されている。フロントスプリッターはトラック走行専用で、公道走行時には取り外す必要がある。内装には、Recaro製スポーツシート(インディゴ色のサイドサポート付き)、Triple Eightロゴ入りのスカッフプレート、ナンバープレート、専用シフトノブが採用されている。
足回りの強化と専用タイヤで高いグリップ性能を実現
足回りは、より硬いスプリング、MagneRideダンパーの新設定、太いスタビライザー、調整可能なストラットトップマウントを採用。19インチアルミホイールには、ピレリ製「P Zero Trofeo RS」タイヤを履かせ、トラック走行時のグリップ性能を向上させている。
エンジンとトランスミッションはオーストラリア仕様に最適化
T8-Specには、オーストラリアの排出ガス規制に対応した5.0リッター自然吸気「コヨーテV8」エンジン(469馬力、550Nm)が搭載される。トランスミッションは6速マニュアルのみで、通常のダークホースに設定されている10速ATは用意されない。パワーはリミテッドスリップデフを介して後輪に伝達される。
価格と発売時期
T8-Specの価格はオーストラリアドルで1億3,888万(米ドル換算で約9,940万ドル)と、通常のダークホース(1億499万オーストラリアドル)から3,389万8,000オーストラリアドル(約2,430万ドル)高い。オーストラリア市場における最も高額な市販マスタングの一つとなる。
米国仕様のダークホースは6万4,080米ドルからで、Handling Packageを追加すると5,495米ドル増となる。さらに高出力のダークホースSCは10万8,485米ドルからと、オーストラリアのT8-Specと比較すると圧倒的に安価だ。フォードオーストラリアは2026年モデルのダークホースを計500台限定で販売する予定。
「T8-Specは、トラック志向のマスタングを求めるオーストラリアのお客様に、特別な体験を提供する」
— フォードオーストラリア広報