フォードは、新型「マスタング ダークホース SC」の受注を開始した。同モデルは、5.2LスーパーチャージャーV8エンジンを搭載し、795馬力・660lb-ft(893Nm)のトルクを発揮する。

同社は今年初めに同車を発表した際、性能スペックを明かさなかったが、今回、エンジンの詳細を公表した。これにより、同車のパフォーマンスが明らかになった。

ライバルを圧倒するパワー

795馬力は、フラッグシップモデル「マスタング GTD」(815馬力・664lb-ft)にはわずかに及ばないものの、標準のダークホース(500馬力・418lb-ft)と比較すると、295馬力・242lb-ftの大幅な向上となる。また、ポルシェ911カレラ(388馬力)の2倍以上の出力を誇る。

さらに、かつての「ダッジ チャレンジャー SRT ヘルキャット」(717馬力)を上回る性能を持ち、現在は「SRT ヘルキャット レッドアイ」(797馬力)、「SRT スーパーストック」(807馬力)、「SRT ヘルキャット レッドアイ ジョールブレイク」(807馬力)、「SRT デーモン 170」(1,025馬力)に次ぐ位置付けだ。今後はライバルが増える見込みだが、現在の主な競合は「ダッジ チャージャー スカットパック」(550馬力)となっている。

また、スーパーチャージャーV8搭載の「シボレー カマロ ZL1」(650馬力・650lb-ft)をも凌駕。高性能スポーツカー市場において、同車は「シボレー コルベット」と同等の領域に位置し、コルベット「グランドスポーツX」(721馬力)と「ZR1」(1,064馬力)の間に収まる性能を発揮する。

価格と装備

価格は108,485ドル(送料・ガス guzzler税込)から。さらに、トラックパック仕様は144,985ドルで、以下の装備が追加される。

  • ブレーキ:ブレンボ製カーボン・セラミックブレーキ
  • シート:リアシート撤去
  • ホイール:20インチカーボンファイバーホイール(ミシュラン Pilot Sport Cup 2 Rタイヤ装着)

主な仕様

現在受注中の全モデルには、以下の装備が標準搭載される。

  • トランスミッション:7速デュアルクラッチ
  • ボンネット:アルミ製(カーボンファイバー製ベント付き)
  • フロントフェイス:専用デザイン
  • サスペンション:マグネライド(電子制御式)
  • ステアリングホイール:Dシェイプ

フォードは、今後もマスタングシリーズのラインアップを拡充し、高性能モデルの競争を加速させる方針だ。

出典: CarScoops