ベントレーは、新型EV(電気自動車)SUV「バーナト」の開発を進めており、同車が初めてニュルブルクリンクで走行テストを行っている姿が確認された。

同モデルは、ポルシェ・ケイエンEVと同じ「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)」を採用。これにより、高い走行性能と航続距離の向上が期待される。また、搭載されるバッテリーは113kWhと大容量で、DC高速充電に対応し、わずか7分で約160kmの航続距離を回復できるという。

デザインと快適性を重視した新型SUV

現在のところ、車両の主要なデザイン要素はカモフラージュで覆われているが、フロントグリルの下部がブラックアウト仕様になっていることが確認できる。ヘッドライトはプロトタイプ用の仮設とみられるが、LEDストライプは量産モデルでも採用される見込みだ。

また、ベントレーのフラッグシップSUV「ベントレーベンテイガ」よりも低いルーフラインと、大型のパノラミックガラスルーフを備えることが明らかになった。これにより、室内空間の開放感と快適性が向上する。

ポルシェとの共通技術

バーナトは、VWグループのPPEアーキテクチャを採用しており、ポルシェ・ケイエンEVと多くの技術を共有する。モーター出力はポルシェと同様に402馬力から1,156馬力までの幅があり、ベントレー版も同等の性能を発揮するとみられる。

インテリア面でも、ポルシェとの共通点が多い。これまでのスパイ写真では、曲面OLEDディスプレイを採用した中央コンソールや、Android Automotive OSを搭載したインフォテインメントシステムなどが確認されている。

EV化による環境負荷低減

ベントレーは、バーナトを通じてフリート全体の排出量削減を目指す。特に米国市場ではEV需要が停滞気味だが、バーナトは静粛性と快適性を追求したラグジュアリーモデルとして、高級EV市場での存在感を高めることが期待される。

ベントレーは、バーナトの発売時期について具体的な発表は行っていないが、2025年以降のデビューが予想されている。

出典: CarScoops