ホンダは2027年型プレリュードの限定モデルを日本で発売すると発表した。この限定モデルは、新たなカラーバリエーションや追加装備を備え、2025年9月に発売されたばかりの新型プレリュードの需要低迷に対応するための対策とみられる。
ホンダの公式ウェブサイトでは、2027年型プレリュード限定モデルについて「近日公開予定」と発表されている。発表方法は控えめで、夕陽を背景にシルエットで写った1枚の画像のみが公開されたに過ぎない。
新色と追加装備
地元メディア「クリエイティブトレンド」によると、ホンダはHonda Total Careアプリを通じて顧客に追加情報を提供しているという。アプリの説明文には「プレリュードの洗練されたスポーツカーとしての個性をさらに引き立てる装備とカラー」と記載されている。
内装では、新たな「ボルドー×ブラック」のシートカラーと赤のアクセントが採用される。外装も同様のテーマで、現在のブルーのアクセントカラーが赤に変更される予定だ。
ボディカラーには「プレミアムクリスタルガーネットメタリック」と呼ばれる深みのあるワインレッドが採用される見込みで、これは標準カラーにはない特別仕様となる。このカラーはすでにZR-V SUVで採用されているものだ。ホイールは現行モデルと同じ19インチのデザインが踏襲される。
パワートレインに変更なし
2027年型プレリュード限定モデルは、内外装のカラー変更と標準装備の充実にとどまり、パワートレインやメカニカルな部分に変更はないとみられている。プレリュードは2.0リットルe:HEVハイブリッド専用で、「Honda S+ Shift」システムによる擬似ギアシフト機能を備える。また、シャーシ部品はシビックタイプRから流用されているが、プレリュードのグランツーリング的な性格に合わせてチューニングされている。
2027年型限定モデルが2027年モデルイヤーにおける唯一のアップデートとなるのか、それとも他の小規模な改良が控えられているのかは現時点では不明だ。こうした特別仕様車は通常日本市場に限定されるが、米国市場に導入される可能性も否定できない。
需要低迷への対応策
新たな限定モデルは、日本市場における需要低迷の報告を受けて投入される。プレリュードの納期が1〜2ヶ月に短縮されていることから、ホンダの人気モデルと比較して非常に短い期間となっている。これは、ハイブリッドクーペとしてのプレリュードへの関心を再燃させる狙いがあるとみられる。