米国発の予測市場プラットフォーム「ポリーマーケット(Polymarket)」で、気温データを操作するためにドライヤーが使用された疑惑が浮上した。英紙テレグラフの報道によると、フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港で公式気温が過去1カ月間に2度にわたり急上昇した際、同空港の気温予測に賭けたユーザーが多額の利益を得ていたという。
フランス当局は気温センサーが意図的に加熱された可能性を指摘。センサーは現在、別の場所に移設されたが、ポリーマーケットでは依然としてパリ周辺の日別気温予測が行われている。同プラットフォームは不正利用の疑いについて「勝者への支払いを強制することはない」とコメントするにとどまった。
より深刻な事態も発生している。米陸軍兵のガノン・ケン・ヴァン・ダイク容疑者が、ベネズエラ元大統領ニコラス・マドゥロの拘束計画に関する機密情報を悪用し、ポリーマーケットで40万ドル以上(約6,000万円)を稼いだとして逮捕された。ヴァン・ダイク容疑者は2025年12月26日に同アカウントを作成し、12月27日から翌年1月2日にかけてマドゥロ関連の13件の賭けを行ったとされる。
容疑者は機密軍事情報を用いた違法賭博の疑いで起訴され、さらに電信詐欺(最高20年)と不正資金取引(最高10年)の容疑もかけられた。ドライヤーによる温度操作と比較すると、その違法性の重大さが際立つ事案となった。
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