米マイクロソフトは3月に開催されたゲーム開発者会議(GDC)のXbox基調講演で、ハンドヘルド機、家庭用ゲーム機、クラウドゲームにまたがる「統一されたXbox UI」を発表した。当時、会場で公開された動画や写真だけではその詳細が見えにくかったが、同社は本日、基調講演の新たなビデオを公開し、UIの実態に迫った。

Xbox次世代担当バイスプレジデントのジェイソン・ロナルド氏は、UIを紹介しながら、デバイス間で「体験の断片化が目立っていた」と指摘。その上で「チームが取り組んできたのは、一貫性のある体験を提供すること」と語った。

新しいUIは、プラットフォームを問わずに同じ操作感とデザインを実現することを目指している。これにより、ユーザーはハンドヘルド機からコンソール、さらにはクラウド上のゲームまで、シームレスに体験を移行できるようになるという。

ロナルド氏はまた、UIの改良点として、ナビゲーションの簡素化や、ゲームとアプリケーションの統合強化を挙げた。これまでのXbox UIでは、デバイスごとに操作方法やメニュー構造が異なり、ユーザーにとって使いづらい場面があった。新しいUIでは、こうした課題を解消し、より直感的な操作を実現するとしている。

今回公開されたビデオでは、新しいUIのデモンストレーションが行われており、その一部が垣間見える。例えば、ホーム画面のレイアウト変更や、ゲーム起動時の高速化、マルチタスク機能の向上などが確認できるという。

マイクロソフトは、この新しいUIを段階的に導入する計画で、まずは対象デバイスを拡大しながら、ユーザーからのフィードバックを反映させていくとしている。今後のアップデートで、より詳細な情報が公開される見込みだ。

出典: The Verge