米MSNBCの人気番組「モーニングジョー」の司会者、ジョー・スカーボロー氏は15日、トランプ大統領が今週のイランによる米海軍艦艇への攻撃を過小評価しているとして、厳しく非難した。スカーボロー氏は、大統領が中東からの撤退を決断すれば「壊滅的敗北」を招くと警告した。

「大統領は共和党からの圧力で、弱腰に見えないために撤退したがっていることは承知しています」と述べたスカーボロー氏は、続けて「しかし、今撤退し、イランによる米艦艇や同盟国への攻撃を許すことは、壊滅的な敗北につながるでしょう」と強調した。

さらにスカーボロー氏は、トランプ大統領が今週「イランが要求を飲まなければ大きな痛手を受ける」と警告したことについても反論。「大統領はこれまで何度も同じ脅しを繰り返してきました。結局、イランが好き勝手に行動しても、大統領は後退するだけ。今回も同じです」と語った。

「大統領は、イランが望む条件で戦争を終わらせようとしているのです。繰り返しますが、その結果、核保有国となったイランを残すことになるでしょう」

スカーボロー氏はまた、イランの勢力が国内外でかつてないほど強化されている現状についても懸念を示した。「イラン政府はかつてないほど過激化しています。かつてはイスラム法学者、革命防衛隊、議会の間に分裂がありましたが、今や最も強硬な革命防衛隊が実権を握り、同盟国への攻撃を正当化しています」と述べた。

「イランのミサイル計画は予想以上に強化されており、核計画も健在です。実際、2018年にトランプ大統領が核合意から離脱した当時よりも、はるかに強力な体制となっています」と指摘。さらに「体制転換?この政権はかつてないほど強硬で過激化し、多くの理由から敵意を強めています」と語った。

スカーボロー氏は最後に、イランがホルムズ海峡の支配力をかつてないほど強めている現状についても触れ、「にもかかわらず、トランプ大統領はイランが米艦艇を攻撃してもなお、『停戦合意が成立した』と発言し続けているのです」と批判した。

出典: The Wrap