今週末、筆者は長年愛用してきた中古のThuleバイクラックを、ヤキマStepUp Swing(999ドル)に交換した。当初は半信半疑だった。中古品やフリーマーケットで手に入るラックと比べて、本当に10倍も優れているのか?しかし、この新品ラックを初めて使用して、高額なスイングアウト式ラックの真価を実感した。

ヤキマは今年、StepUp Swingを含む3つの新型バイクラックを発表。それぞれのラックは、バイクの固定方法や機能が微妙に異なる。中でもStepUp Swingは、スイング機能を搭載した最上位モデルで、テールゲートがドロップダウン式やドア式の車両に最適だ。他の2モデル(StepUpとHoldUp)は価格が抑えられているが、スイング機能の利便性は圧倒的な差を生む。

全モデルが、サクションやルーフラックではなく、トレーラーヒッチを介して車両に取り付ける設計となっている。以下に、StepUp Swingの主な仕様と特長を紹介する。

主な仕様と特長

  • 価格(MSRP):999ドル
  • 重量:31.8kg
  • 梱包サイズ:幅39インチ×奥行14インチ×高さ61インチ
  • バンパーからの距離(格納時):約40.6cm
  • バンパーからの距離(展開時):約83.8cm
  • 保証:製造不良に対するライフタイム保証

搭載可能なバイク

  • 対応車種:マウンテンバイク、ロードバイク、ハイブリッド、BMX、ジュニアバイク、ファットバイク、Eバイク(最大65.8kgまで)
  • ホイールサイズ:16インチ~29インチ(700c)
  • タイヤ幅:最大4.5インチ
  • ホイールベース:81.3cm~132.1cm

主な機能

  • 強力な固定機構:前輪をSecureArmで固定し、後輪は簡単に着脱できるストラップで固定
  • 3段階チルト機能:積載時でもトランクアクセスが可能。未使用時は平坦に収納
  • スイングアウェイ機能:バイクの有無に関わらず、車両後部へのアクセスが容易
  • コンパクトなデザイン:テールゲートとの干渉を最小限に抑え、車両後方のスペースを有効活用
  • スタジアムシーティング構造:バイク同士の干渉を防ぎ、地上高を向上
  • ロック機能:付属のロックケーブルでバイクを固定可能。さらに、ラック本体を車両に固定するHitchLockと、バイクとラックを同時にロックするSKSロックが付属
  • ボトルオープナー付き:実用的な小物機能も充実
  • RampUp互換:V字型トレイにより、バイクの乗せ降ろしが容易。梱包時はラックに収納可能

耐久性とテスト実績

  • 公道走行テスト:1台あたり65.8kgまで対応
  • オフロード走行テスト:1台あたり43.5kgまで対応
  • RVテスト:1台あたり43.5kgまで対応
  • StraightShotヒッチアクセサリー対応:ラックとバンパーの間隔を最大43.5kgまで延長可能

取り付けと組み立て

梱包を開封すると、StepUp Swingの組み立ては比較的シンプルだ。付属のマニュアルに従って、2インチのヒッチレシーバーにラックを取り付けるだけ。ネジ式の固定方法により、確実な装着が可能となっている。

総評:高額ラックの価値はあるのか?

「中古品や安価なラックでも十分な場合もある。しかし、スイング機能や耐久性、使い勝手の良さを考慮すると、StepUp Swingのような高額ラックは、頻繁にバイクを運ぶユーザーにとって大きな価値を提供する。特に、テールゲートがドロップダウン式の車両を所有している場合、その利便性は計り知れない。」

筆者は、中古ラックからの乗り換えによって、バイクの積載と車両へのアクセスの快適さが格段に向上したと実感。高額ラックの価値は、使用頻度やニーズに応じて大きく変わるが、StepUp Swingはその価格に見合うだけの性能を備えていると言えるだろう。

出典: The Drive