元米国大統領のドナルド・トランプ氏は14日、上院議員ミッチ・マコーネル氏を「完全に間抜けに見せた」として、議員補佐官の即時解雇を求める投稿をTruth Socialに行った。

騒動の発端は13日に行われた上院歳出委員会の公聴会。国防長官ピート・ヘグセス氏と統合参謀本部議長ダン・ケイン将軍が、国防総省の巨額予算とイラン戦争について証言していた最中、マコーネル氏が公聴会の終了を宣言しようとしたところ、補佐官が近づき耳元で「未だ質問を控えている議員がいる」と伝えた。その際のやり取りがマイクに拾われ、以下のような発言が流れた。

マコーネル議員: senador Murkowskiにまとめてもらいます。皆さん、ご参加ありがとうございました。
補佐官: Baldwin議員、Shaheen議員、そしてKennedy議員もまだ質問があります。

トランプ氏は投稿で「この補佐官はマコーネル議員が公聴会終了と勘違いしたタイミングで近づき、耳元で民主党議員を紹介するよう求めた。その結果、マコーネル議員は愚かで完全に間抜けに見えた。即刻解雇すべきだ」と主張した。

残る議員は民主党のタミー・ボールドウィン議員、ジーン・シャーヒーン議員、共和党のジョン・ケネディ議員の3名だった。

トランプ氏は補佐官のロバート・カレム氏を「Never Trumper(反トランプ派)」と非難したが、実はカレム氏は2017年に国防次官補(国際安全保障担当)に指名した経歴を持つ。現在は上院歳出委員会防衛小委員会の多数党書記官を務めている。

さらにトランプ氏はカレム氏を「パフォーマンスを狙った行動」と批判し、「FIRE THE BUM!(このダメ野郎をクビにしろ!)」と強く要求した。こうした政府職員への攻撃は、テスラCEOのイーロン・マスク氏の手法を彷彿とさせる。