共和党は、ホワイトハウス記者協会(WHCA)主催のディナーで起きた暗殺未遂事件の引き金となったとして、民主党の発言を非難している。これを受け、ホワイトハウス報道官のカロリン・レヴィット氏は、メディアに対し、MAGA(Make America Great Again)支持者特有の激しい非難を展開した。
レヴィット氏は、トランプ前大統領を「弾丸に立ち向かう勇敢な大統領」と称賛し、メディアや民主党が過去11年にわたりトランプ氏に対し「憎悪に満ちた」「暴力的な」発言を繰り返してきたと主張した。その一方で、民主党やメディアがトランプ氏を「民主主義への存亡の脅威」と批判することについても激しく反発した。こうした批判が、実際のトランプ氏の行動に基づいていることを否定するかのような発言だった。
しかし、メディアはむしろ、トランプ氏がもたらす脅威を十分に伝えきれていないのではないかとの指摘もある。メディアウォッチドッグ団体Media Mattersのマット・ガーツ氏は、トランプ氏をWHCAディナーに招待することの不合理さについてこれまで指摘してきた。同氏は、トランプ氏がメディアの自由に与える脅威や、メディアが自身も標的であるにもかかわらず報道が不十分な理由について解説している。
また、ガーツ氏は、民主党が今後どのように対応すべきかについても言及。時間が限られている中で、メディアと民主党がいかにしてこの脅威を正確に伝えるかが、選挙戦の行方を左右すると指摘している。
出典:
The New Republic