原油価格が7%超急騰、100ドル台に

米イラン和平交渉が決裂し、米国のトランプ大統領がイラン港湾の封鎖を命令したことを受け、原油価格が7%超上昇し、100ドルを突破した。先週発表された2週間の停戦合意を受けて一時下落していた価格が、再び高騰する事態となった。BBC Newsが報じた。

欧州各国、エネルギー価格高騰に対応策を発表

欧州では、エネルギー価格の高騰から国民と企業を守るための支援策が相次いで発表された。アイルランドは5億500万ユーロ相当の支援策を発表し、ドイツも16億ユーロ規模の対策を実施することで合意した。Bloombergが伝えた。

また、来週発表される予定のEUの新たな提案では、電気料金の引き下げとクリーンエネルギーの導入加速が盛り込まれる見通しだ。Reutersが報じた。

トランプ氏、英国のエネルギー政策を批判

トランプ米大統領はソーシャルメディアを通じて英国のエネルギー政策を非難し、北海油田の開発を強く求めた。The Independentによると、トランプ氏は「欧州はエネルギー不足に苦しんでいるのに、英国は世界有数の北海油田を開発しない。悲劇だ!」とコメントした。Carbon Briefは、北海油田に関する様々な誤った主張についてのファクトチェックを最近公開している。

IMF・世界銀行会議で「気候」発言を控えるよう圧力

米国の圧力を受け、IMFと世界銀行の春季会合に出席した各国に対し、「気候」という言葉の使用を控えるよう求められたことが明らかになった。The Guardianが報じた。また、世界銀行の新たな「気候変動行動計画」の合意が棚上げされる可能性があるという。

ハンガリー選挙で「気候変動対策の転機」に

ハンガリーで行われた選挙で、ヴィクトル・オルバーン前首相に対し、ペーテル・マジャル氏が圧勝した。Timeによると、この勝利はハンガリーが排出削減とクリーンエネルギーへの投資を進める「新たな機会」となる可能性があるという。Carbon Briefも、欧州の気候政策に与える影響について分析している。

「スーパー・エルニーニョ」が到来、気象災害のリスク高まる

Boston GlobeABC NewsCNNEuro Weekly NewsThe GuardianNew Scientistなど複数のメディアが、気象学者による「スーパー・エルニーニョ」の発生警告を報じた。この現象により、気温上昇と極端な気象現象が引き起こされる可能性があるという。

COP31の首脳会合、トルコ・アンタルヤで開催へ

トルコ政府は、11月に開催されるCOP31の「首脳会合」セグメントの日程と会場を発表した。Climate Home Newsが伝えた。

ツバル、COP31前の首脳会議を開催

ツバルは、COP31に先立ち、世界各国の首脳が参加する特別会議を開催することを発表した。The Guardianが報じた。

フランス、電化支援に年間100億ユーロを投入

フランスのセバスチャン・ルコルニュ首相は、化石燃料への依存を減らすため、2030年までの電化支援として年間100億ユーロを投じることを表明した。4月10日の演説で、この金額は既存の支援の「倍増」にあたると述べた。

最新の気候研究

  • 英国の右派新聞におけるネットゼロ報道の実態:2023年の4か月間に、英国の右派系新聞4紙でネットゼロに関する社説70%以上に「誤った主張」が含まれていたことが明らかになった。
  • 交通由来の大気汚染が気候に与える影響:世界の交通由来の大気汚染は、地球温暖化を相殺する冷却効果を持ち、温暖化の80%を相殺しているとの研究結果が発表された。