米国時間5月1日、ゲーム情報サイト「グラスドア」にロックスター・ゲームスのインド拠点(バンガロール)勤務のQAアナリストによる厳しいレビューが投稿された。同社が開発中の大型タイトル「GTA 6」の発売が迫る中、開発現場の実態が明らかになった。
レビューによると、同社では「通常5~6カ月かかる作業を2~3カ月で終わらせるよう求められており」、従業員は「無給の残業を強いられている」と主張。さらに「シフト終了後も深夜3時まで作業を強いられた同僚がいる」と具体的な状況を説明した。
「ここ数週間は精神的な負担が大きい。私たちも人間です。どうかご理解ください」と投稿者は訴えている。
その一方で、同社の「無料食事」や「世界で最も注目されるエンターテインメントプロジェクトに関われる」というメリットも認めているが、直近の過酷な労働環境がそれを上回っている状況だ。
GTA 6開発の現状と過去の問題
GTA 6は2022年に2度目の発売延期を発表し、同時にレイオフを実施した過去がある。また、世界各地のスタジオが連携して開発を進める中、長年のプロジェクトに伴う「クランチ(長時間労働)」の問題は後を絶たない。
今年11月19日の発売を目指す同作だが、開発費は20億ドルを超えるとされ、発売が迫る中で開発現場の負担はさらに増大している。
業界全体の課題として浮き彫りに
今回の告発は、大規模ゲーム開発における労働環境の問題を再び浮き彫りにした。特にロックスター・ゲームスのような大手スタジオでは、クリエイターの健康とプロジェクトの成功のバランスが問われている。
同社の広報担当者からのコメントはまだ発表されていないが、今後の対応が注目される。
出典:
Destructoid