NFLのフリーエージェントWR(ワイドレシーバー)であるステフォン・ディッグス氏(30)が、暴行容疑で裁判中だ。同氏は、被害を訴えるミラ・アダムズさんの主張に対し、自ら証言台に立って反論することを拒否した。

アメリカの司法制度では、刑事被告人に証言義務はなく、検察側が「合理的疑いを超える証拠」で有罪を立証する責任を負う。アダムズさんの主張は客観的には説得力があったものの、他の証拠が彼女の主張を裏付けていないとの指摘がなされている。

まず、暴行があったとする物的証拠が存在しない。事件当時の写真はおろか、警察への被害届提出時にも外傷が確認されなかった。また、事件後のアダムズさんの行動について、関係者の証言から「暴行被害後の通常の反応」とは一致しない点が指摘されている。

ディッグス側の弁護団は、最終弁論でアダムズさんの主張が信頼に足るものではないと主張。現在、裁判官が法廷で審理に関する指示を行っており、その後、陪審員による評決が行われる予定だ。