米国時間5月4日土曜日のWHCD(ホワイトハウス記者会同晩餐会)で発砲事件を起こした容疑者について、検察当局は大統領府高官を標的とした可能性が高く、単独犯行の可能性が高いと発表した。
同容疑者は、カリフォルニア州トーランス出身のコール・トーマス・アレン(31歳)で、現在捜査が進行中。連邦当局は、現時点で共犯者の存在を確認していないと説明している。
アレン容疑者の移動経路も明らかになり、カリフォルニア州ロサンゼルスからシカゴを経由してワシントンD.C.に到着し、WHCDが開催されたヒルトンホテルに数日前に宿泊していたとみられている。
検察当局によると、アレン容疑者は過去数年間に2丁の銃を購入していたという。捜査当局は、ロサンゼルスとワシントンD.C.の複数の場所で捜索令状を執行し、関連機器の捜査を続けている。
検察当局の発言内容
検察当局のトッド・ブランシェ代理司法長官は、5月5日放送のNBC「Meet the Press」に出演し、以下のように述べた。
「現時点での証拠からは、他の関与者は見つかっていません。しかし、捜査は始まったばかりで、今後事実が変わる可能性はあります。現段階では、単独犯行の可能性が高いと考えていますが、引き続き証拠収集と分析を行います。」
また、アレン容疑者が大統領府高官を標的にしていた可能性についても調査中だという。「大統領自身も大統領府の一員であることは事実ですが、具体的な脅迫の意思表示があったかどうかは現在も調査中です」と述べた。
さらに、アレン容疑者が「共犯者と協力している」といった情報は現時点で確認されていないと明言。「現時点では、共犯者の存在は認められていません」と語った。
今後の手続きと容疑者の状況
ブランシェ司法長官は、アレン容疑者が5月6日朝にワシントンD.C.の連邦裁判所で正式に起訴される見込みであると述べた。容疑内容は、「暴力犯罪における銃器使用」2件と「連邦職員に対する危険武器を用いた暴行」1件となっている。
捜査当局は、FBI、シークレットサービス、ロサンゼルスおよびワシントンD.C.の警察が連携し、引き続き夜を徹して捜査を進めている。ブランシェ司法長官は、この事件を「悲劇的で恐ろしい出来事」と表現した。