アキュラ、40周年記念に1986年のレトロなディーラーを再現
アキュラは、カリフォルニア州ロングビーチで開催されたロングビーチグランプリの会場に、1986年当時の雰囲気を再現したレトロな「ディーラー」を出展した。同イベントは、アキュラの40周年記念行事の一環として行われたもので、往年の名車「インテグラ」や「レジェンド」をはじめ、当時の雑貨類が展示された。
ブランドの先行きに不安も、40周年を機に新たな挑戦をアピール
一方で、アキュラの将来は決して明るいとは言えない。同社は最近、RSXの廃止を発表し、RDXの一時的な販売休止も検討している。さらに、TLXやZDXの生産も中止された。これらのモデル廃止は、ブランドの先行きに不安を与える要因となっている。
しかし、2026年にはアキュラの40周年を迎える。同社はこの節目を機に、新たな挑戦をアピールするため、レトロなディーラーの展示を通じてブランドの歴史と伝統を強調した。
1986年の雰囲気を再現したレトロな展示スペース
アキュラは、ロングビーチグランプリの会場内にあるアトリウムを、1986年当時のディーラーさながらの空間に一新。同社はこの取り組みについて詳細な説明は行っていないが、レッドカーペットを敷き、往年の名車「インテグラ」と「レジェンド」を展示した。
展示スペースには、当時の看板やディスプレイ、赤・白・青のカラースキームが採用され、当時の雰囲気を忠実に再現した。また、アキュラをテーマにしたアーケードゲームも設置され、「精密に作り込まれたパフォーマンスシミュレーター」と紹介された。
このほか、当時のテレビやVHSテープを並べた「壁」や、時代錯誤とも言えるシリウスXM衛星ラジオの広告も展示された。シリウスXMは2008年に設立された企業であり、その広告が1986年の展示に掲載されるのは22年も早すぎるというユーモラスな一面もあった。
限定グッズも販売、40周年記念Tシャツはオンラインで購入可能
アキュラは、40周年記念グッズも販売した。中でも、ホンダ・ドライバーギアストアで販売されている40周年記念Tシャツは、24.75ドルで購入できる。ただし、動画で紹介されたインテグラのTシャツは、現時点では販売されていないようだ。
40周年記念モデル「インテグラ 40 レーサー」も発表
今年初めには、アキュラは40周年記念モデルとして「インテグラ 40 レーサー」を発表した。これは、IMSA国際セダンシリーズのメーカー部門とドライバー部門でチャンピオンを獲得した「コンプテック・インテグラ No.48」をオマージュしたモデルで、リビルドエンジンやリミテッドスリップデフ、カスタムボーラ社製エグゾーストシステムなどが搭載されている。
写真提供:アキュラ / Instagram