ニューイングランド・ペイトリオッツのマイク・ヴラベルHCとスポーツメディア「ザ・アスレチック」のリポーター、ダイアナ・ルッシーニが写った写真が22日前に公開された。写真公開時には、ヴラベル氏、ルッシーニ氏、そして彼女の雇用主であるザ・アスレチックの三者から不正行為を否定する声明が出された。
しかし、その後の状況の変化により、当初の声明は状況にそぐわないものとなり、ザ・アスレチックのスティーブン・ギンズバーグ編集長のコメントも retrospective(後知恵)で不適切に映った。
フロントオフィススポーツのライアン・グラスピーゲル氏によると、ギンズバーグ編集長は水曜日に開催された社内全社員会議でこの問題について10分間にわたり説明を行った。同氏によると、ギンズバーグ編集長は用意された声明文を読み上げ、その中で「コミュニケーションがより明確であった可能性がある」と認めた。また、現在進行中の社内調査について「長期化する見込み」と述べた。会議では質疑応答は行われなかった。
この一件は、ザ・アスレチックと親会社ニューヨーク・タイムズとの間に存在する緊張関係を浮き彫りにした。両社の従業員は高いジャーナリズム基準を求められているが、ルッシーニ氏の問題とギンズバーグ編集長の対応により、ザ・アスレチックが2022年に買収された際に掲げられた基準を満たしているのかという疑問が内部で生じている。
また、2023年にルッシーニ氏が採用された際に、ザ・アスレチックが2020年3月11日にヴラベル氏とルッシーニ氏がニューヨークのバーで撮影された写真を把握していたのか、あるいは把握すべきであったのかという点についても疑問視されている。
ルッシーニ氏は4月14日に辞任したが、ザ・アスレチックは引き続きこの問題の後始末を行っている。ニューヨーク・タイムズとザ・アスレチックの従業員は、今後の調査結果に強い関心を寄せている。