米国の政治情勢を巡り、共和党内の分裂が注目を集めている。その中で、トランプ前大統領の支持層について「決して離れない」と強調したのが、テレビ番組「ザ・ビュー」の共同司会者であるアリッサ・ファラ・グリフィン氏だ。
同氏は11月11日放送のポッドキャスト番組「Behind the Table」に出演し、MAGA(Make America Great Again)支持層内の対立について見解を述べた。メーガン・ケリー、タッカー・カールソン、アレックス・ジョーンズ、ジョー・ローガンらがトランプ氏から距離を置く発言をしている一方で、グリフィン氏はその分裂の深刻さを疑問視した。
「重要なポイントは、彼の基盤は決して離れないということです」と語り、過去のスキャンダルや政策の失敗にもかかわらず、支持が維持されている現状を指摘した。
「エプスタイン問題や無限の戦争の終結を公約に掲げたにもかかわらず、今なお数百万件の未公開文書が存在します。イラン戦争に関しても、戦争終結を望んでいたにもかかわらず、裏切りと評されても、その基盤は揺るぎません」と説明した。
さらに、トランプ氏の支持率が37%にとどまる現状についても言及。「37%の支持率は、基盤と少数の他者に支えられている状態です。これは、中道派の共和党員や無党派層を失っていることを意味します。37%の支持率で選挙に勝利する政党はありません」と述べた。
グリフィン氏は、MAGAメディアとトランプ氏の対立についても分析した。「マージョリー・テイラー・グリーン議員だけが、明確にトランプ氏への反対を表明しています。他の批判者たちは、自身のポッドキャストでトランプ氏を厳しく非難しながらも、最終的に支持を表明しています」と指摘した。
ジョー・ローガンについては「個々の問題に対して段階的に批判している」とし、「エプスタイン問題や戦争、政府運営への批判を繰り返しながらも、再びトランプ氏に投票する可能性が高いと感じます」と語った。
「トランプ氏は再選を勝ち取るには人気が低すぎますが、共和党が中間選挙で奇跡を起こすほどの人気もありません。しかし、私たちの政治がこれほどまでに党派的である現状を考えると、政治家がどれほど失敗しても、根強い支持者が離れないという事実が浮き彫りになります」と述べた。
また、番組内でトランプ氏が憲法上再立候補できない可能性についても触れられた。