米WNBAのシカゴ・スカイは5月4日、2025年のドラフトで全体11位指名されたハリー・ヴァン・リス(Hailey Van Lith)をウェイブ(契約解除)したと発表した。
ヴァン・リスはルーキーシーズンとなる2026年に29試合に出場したが、平均得点は3.5点、リバウンド1.1、アシスト1.6にとどまり、スターターの座を獲得することはなかった。その一方で、今季のプレシーズンでは急成長を見せていた。
プレシーズン2試合で平均12.5得点、4.5アシストを記録し、フィールドゴール成功率は71.4%に達するなど、存在感を示していた。特に開幕戦では20得点を記録し、8本すべてを成功させる圧巻のデビューを飾った。
チームは公式X(旧Twitter)で「ハリー、ありがとう🩵 今後のさらなる活躍を願っています」とコメントを添え、別れを惜しんだ。
シカゴ・スカイの現在のガード陣
スカイのガード陣はベテランが揃っており、7度のオールスターに選出されたスカル・ダギンズ(Skylar Diggins)が中心となっている。このほか、今季はシアトル・ストームで活躍したダギンズのほか、アキレス腱断裂からの回復途上にあるコートニー・ヴァンデルスルート(Courtney Vandersloot)、足の負傷で離脱中のディジョナイ・キャリントン(DiJonai Carrington)が控える。
さらに、今オフにトレードで獲得したジャシー・シェルドン(Jacy Sheldon)と、先月のドラフトで5位指名されたガブリエラ・ハケス(Gabriela Jaquez)が加わるなど、層の厚い編成となっている。
ヴァン・リスのウェイブは、プレシーズンでの活躍にもかかわらず、最終ロースターから外れる結果となった。スカイは今季、ベテランと若手のバランスを重視した編成に舵を切ったとみられる。