メジャーリーグベースボール(MLB)で導入された自動球審システム「ABS(Automated Ball-Strike System)」は、審判の判定に疑問を呈することで、試合のドラマ性を高める新たなエンターテイメント要素として注目を集めている。

このシステムの醍醐味は、挑戦が行われた瞬間から結果が出るまでの数秒間に生まれる緊張感だ。誰が正当化され、誰が恥をかくのか。審判たちは「簡単だろ?」と呟くこともあるのかもしれない。

そんな中、注目を集めたのが、ヤンキースのセカンド、ジャズ・チショルムのプレイだった。金曜日の試合で、チショルムはヘルメットを叩いてストライク判定に挑戦。見事に判定が覆り、そのユーモラスなパフォーマンスがSNSで瞬く間に拡散された。

同日の別の試合では、マリナーズのロブ・レフスナイダーが9回のストライク3の判定に挑戦し、見事に判定が覆った後、直後に決勝本塁打を放つという、ABSシステムの理想的な活用例も見られた。しかし、チショルムの一連の動作は、単なる判定の是非を超えた、野球の新たな楽しみ方を提示したと言えるだろう。

「ABSオーディター」の公式X(旧Twitter)アカウントで公開された動画は、瞬く間に拡散。チショルムの挑戦は、野球ファンに新たな興奮と笑顔を提供した。

出典: Defector