欧州市場向けにフルモデルチェンジされたジープ・アベンジャーが発表された。外観の刷新に加え、快適性を向上させたインテリアや新型1.2Lターボエンジンを搭載。さらに85周年記念エディションも追加された。
外観の刷新と新デザイン要素
アベンジャーは、欧州市場向けにフルモデルチェンジを実施。新たなグリルデザインは、ジープ・コンパスと共通のモダンな雰囲気を持ち、上位グレードではイルミネーションが施される。フロントバンパーやフロントフェイスも刷新され、LEDマトリックスヘッドライトや17インチ・18インチホイール(センターキャップにスタイリッシュなウィリスMBマーク)が採用された。
新たなカラーパレットには「フォレスト」と「バンブー」の2色が追加された。また、アプローチ角22°、ディパーチャー角35°、ブレークオーバー角21°といった走破性能も最適化されている。
快適性を重視したインテリア
これまでのインテリアが「やや安っぽい」との指摘を受け、ジープは快適性向上に注力。下部ダッシュボードにパッドを追加し、ドアパネルにはソフトタッチ素材を採用した。上位グレードの「アルティチュード」と「サミット」では、ファッショナブルな布地とビニールのシート表皮が採用され、4xeモデルには「新しい洗濯可能で耐久性に優れたグリーンのインテリア」が用意される。
新たに追加された前方カメラにより、360°サラウンドビューシステムが利用可能となった。また、 Selec-Terrainコントローラーにはゴム製のレバーとレッドのベースが採用されている。
新型パワートレインと電動モデル
新たなパワートレインとして、1.2L直列3気筒ターボエンジン(99hp/74kW/101PS、トルク151Nm)が搭載された。新しいエンジンブロック、ピストン、リング、高圧直噴システム、バルブタイミングの最適化により、内部摩擦が低減されている。トランスミッションは6速マニュアルが組み合わされる。
ハイブリッドモデル(108hp/81kW/110PS)は、6速デュアルクラッチトランスミッションと統合された電動モーターが搭載され、0.9kWhのリチウムイオンバッテリーにより、時速30km未満で1kmの電気走行が可能。4xeモデルは後輪駆動用電動モーターを搭載し、合計出力143hp(107kW/145PS)を発揮する。さらに、54kWhバッテリーパックと154hp(115kW/156PS)のモーターを搭載した電気自動車(EV)モデルも用意され、WLTP基準で最大航続距離400kmを達成している。
85周年記念エディションの追加
特別仕様として、85周年記念エディションが発表された。ベースは「アルティチュード」または「アップランド」グレードで、フェンダーバッジやゴールドのアクセントが施される。