米国のドナルド・トランプ前大統領は、現地時間11月6日の早朝、自身のSNS「Truth Social」にイランへの強硬なメッセージを投稿した。

「イランはまとまっていない。核合意をまともに結べないのなら、早く賢くなれ。大統領 DJT」との文言と共に、暗いスーツとネクタイ姿のトランプ氏が軍用ライフルを手に、爆発が起こる丘の前で立っているAI風の画像が掲載された。画像上部には「もうお優しい大統領ではない!🇺🇲」とのメッセージが記されている。

この投稿がイランとの交渉や停戦に与える影響は不明だが、米情報機関は、トランプ氏が2か月間にわたる戦争の「一方的勝利」を宣言した場合のイランの反応を分析しているとロイター通信が報じた。複数の政府高官によると、この評価は、大統領と共和党が中間選挙での議席喪失を防ぐための戦略の一環として検討されているという。

世論調査では、この戦争が米国民に不人気であり、共和党が議会で大きな損失を被る可能性があることが示されている。ロイターによると、現時点で「一方的勝利」の宣言は決定されていないが、情報機関の分析では、イランがこれを勝利と見なす可能性はあるものの、トランプ氏や共和党に政治的な利益をもたらす保証はないという。

トランプ氏はこの投稿で、イランを脅して自身に有利な合意を引き出そうとしているのか、それとも紛争をエスカレートさせる警告なのか。いずれにせよ、トランプ氏はこれ以上良い選択肢がない状況に追い込まれている。