米国の元大統領ドナルド・トランプ氏は、フロリダ州サムタービルで行われた集会で、妻のメラニア夫人が自身の「YMCA」ダンスを「大統領らしくない」と嫌がるエピソードを明かした。
トランプ氏は「メラニアは、いわゆる『ゲイの国歌』と呼ばれるYMCAを私が踊るのを嫌がるんだ。『大統領らしくない』とね」と発言。続けて「32年前に全米5位だったこの曲は、32年後に1位を獲得した。かつてないことだ」と強調した。
同曲は1979年に米国と複数の国で1位を獲得し、2016年の選挙活動で再び注目を集めた。トランプ氏は「メラニアは『ダーリン、やめて』と。彼女はとても上品な方だ。『ダーリン、やめて、大統領らしくないわ』と。私は『大統領らしくないかもしれないが、世論調査で20ポイントリードしている』と答えた」と語った。
作詞家の見解:BMIライセンスで使用継続
2024年12月、ヴィレッジ・ピープルのメンバーで同曲の作詞家であるヴィクター・ウィリス氏は、自身のフェイスブックで、トランプ氏による曲の使用をめぐる経緯を説明した。
ウィリス氏は「2020年以降、トランプ氏のYMCA使用に関する苦情を1,000件以上受けた。そのため、トランプ氏に使用停止を求めたが、BMIの政治利用ライセンスにより、使用は合法的に続けられた」と述べた。
さらに「多くのアーティストがトランプ氏の楽曲使用を拒否する中、私は妻に『トランプ氏はYMCAを本当に楽しんでいるようだ』と語った。そこで、BMIにライセンスの取り下げを依頼しないよう指示した」と明かした。
フランスのパートナーからは法的措置が検討されたが、ウィリス氏は「これは米国の問題であり、判断は私が下す」と述べ、フランス側に使用継続を認めさせた。