ニューヨーク市交通局からスピード違反切符が届いたとして、米イリノイ州のボロ自動車博物館が話題となっている。問題の車両は、同博物館で展示中の「ナイトライダー」に登場するKITTのレプリカだった。
切符はニューヨーク市ブルックリンで発行されたもので、時速36マイル(約58km/h)で走行していたとされる。しかし、実車はボロ自動車博物館(イリノイ州)に展示されており、ニューヨークから約1,350kmも離れていた。
装飾用ナンバープレートが原因
博物館によると、切符の原因は「KNIGHT」と書かれた装飾用ナンバープレートだった。同博物館は公式SNSで「ニューヨーク市のシステムがこの装飾用プレートを当館に紐づけてしまった」と説明。さらに「KITTは博物館から動いていない」と主張している。
装飾用の「KNIGHT」プレートはインターネットで約25ドルで購入可能だが、本来は装飾目的で販売されている。悪用された可能性が高いという。
同様の事例も発生
このような装飾用ナンバープレートの悪用は今回が初めてではない。昨年には、カリフォルニア州の実在のナンバープレート「LUVSICK」の装飾版を使用した人物が、全米各地で15枚の切符を受領した事例も報告されている。被害者となった女性は装飾プレート販売会社に差し止め命令を送付し、切符を取り消すことができたものの、大きな負担を強いられた。
博物館の見解
「ニューヨーク市の公式システムが装飾用プレートを当館に紐づけてしまった。100%合法なシステムだ」
— ボロ自動車博物館公式声明
同博物館は、KITTレプリカが展示されたまま動いていないことを強調。今後も同様の事態を防ぐための対策を検討している。
出典:
CarScoops