米ノースカロライナ州スティーブンスビルにある自動車修理工房「ex-foundry-now-car-commune」は、奇跡的な復活劇を成し遂げた。わずか数日で、3台のJDMトヨタセンチュリー(高級セダン)を走行可能な状態に蘇らせたのだ。
同工房のメンバーが所有する古びた赤茶色のセンチュリーは、朝のテストドライブで見事に復活を遂げた。購入額はわずか1,400ドル。現在はスティーブンスビルの市街地を、堂々とした佇まいで走行している。
奇跡の復活の裏側
4日前、メンバーの一人が青色のセンチュリーを売却した直後、友人のジャクソンが真珠色のセンチュリーを乗り回しているのを見て、嫉妬の炎が燃え上がった。そこで、荒廃した赤茶色のセンチュリーを復活させる決意を固めたのだ。
センチュリーは巨大なVIPカーであり、扱いが難しいだけでなく、部品の入手が困難なことで知られる。そのため、多くの人が敬遠する存在だ。しかし、工房のメンバーたちは試行錯誤を重ね、センチュリーを走らせるためのノウハウを蓄積してきた。
センチュリー修理の舞台裏
工房に到着すると、メンバーのトーマス(通称「世紀のささやき手」)が赤茶色のセンチュリーの修理に取り組んでいた。徹夜明けの彼は、再びセンチュリーの修理に没頭していた。
修理の詳細(トーマスによる工房ログ)
「まず最初の問題は燃料ポンプでした。工房にあった電子部品のストックから代替品を見つけ出し、ホームデポで真鍮製の継手、オライリーでブレーキ部品をかき集め、どうにか原型をとどめる配管システムを組み上げました。燃料は少なくとも20年は古いものでしたが、タンクは奇跡的に保存されていました。」(マット注記:燃料はピクルス液のように酸っぱかったです)
「エアコンプレッサーを取り外した際、アイドラアームが車体から分離しそうになっているのに気づきました。代替品を調達するまでは、そのまま走行させることにします。」
「次にタイヤの問題です。倉庫(通称「泥の帝国」)から4本の14インチ白線入りタイヤを発掘しました。最大の利点は、既存のタイヤよりも「丸い」ことだけ。空気の保持力は微々たるものでしたが、バランスは取れており、白線入りという点で価値がありました。ホイールは黒いスタンプ鋼製で、センチュリーの外観に不釣り合いな印象です。現在、マーケットプレイスでクラガーを探しています。」(マット)
「その後、ブレーキ、サスペンション、点火装置、真空ラインなど、古い日本製リムジンを蘇らせる際に必要なあらゆる項目を点検しました。驚くべきことに、純正エアサスペンションはまだ機能していました。」
「最初のエンジン始動時に給油した際、プレミアム燃料専用の赤いステッカーに気づきました。また、ヘッドガスケットの交換履歴も発見しました。」(マット注記:エンジンは奇跡的に動きました)
センチュリー修理の難しさ
センチュリーは、その巨大なボディと希少性から、修理が非常に困難な車種だ。しかし、工房のメンバーたちは、センチュリーを走らせるためのノウハウを蓄積し、今では3台のセンチュリーを走行可能な状態に蘇らせることに成功した。今後もセンチュリーの修理に挑戦し続けるという。