保守系評論家のビル・オライリーは、米ABCの深夜番組司会者ジミー・キメルが2023年4月に第一夫人メラニア・トランプを揶揄した「妊娠未亡人のように輝く」とのジョークを擁護したことに対し、激しく反論した。オライリーは4月23日放送の番組「No Spin News」で、キメルを「知能が不十分」と断じ、その発言の重大性を理解できていないと主張した。
オライリーは番組内で、キメルが昨年9月に保守系活動家チャーリー・カーク暗殺未遂に「MAGA支持者が関与した」と発言した際も当初は「誰でも過ちを犯す」として擁護していたが、後に「キメルはその発言に値しない。彼は憎悪を広める者だ」と態度を一転させた。
「キメルは左派の熱狂的支持者であり、第一夫人に対するジョークの重大性を理解できていない。大統領がすでに2度の暗殺未遂に遭っているというのに、これは非常に悪質な発言だ」とオライリーは述べた。さらに、キメルが「憎悪的で暴力的なレトリックに反対する」と発言した映像を流しながらも、その信憑性を否定。キメルがトランプ一家を批判した回数を列挙し、その矛盾を指摘した。
オライリーはキメルだけでなく、ディズニーを含む「リベラル寄りの企業」も批判した。特にABC傘下の番組「ザ・ビュー」を例に挙げ、「中道的な女性パネリストを起用すれば改善できる」と主張。さらに「毎日、あらゆる方法でトランプを攻撃している」と非難した。
オライリーの批判は、米連邦通信委員会(FCC)が4月23日にディズニー傘下のABC局8局に対し、放送免許の早期更新を求める異例の措置を発表した直後のことだ。FCCは「公益基準の観点から、ABCの免許更新を早期に審査する必要がある」と通知。ディズニーは30日以内(2026年5月28日まで)に免許更新申請を行うよう命じられた。
オライリーは番組内で、ディズニーが「反トランプのヘイトフェストを推進している」と主張し、「最大の悪役はディズニーだ」と断言した。