フォードは2025年・2026年モデルに対し、従業員割引を全車種に拡大すると発表した。同社のQ1売上高が前年比9%減の457,315台に落ち込む中、この施策は販売促進を目的としたものとみられる。
割引額は車種によって異なり、2026年型マスタングは3,207ドル(約47万円)から2,307ドル(約34万円)引きの30,333ドル(約440万円)から、ブロンコは38,552ドル(約560万円)から1,943ドル(約28万円)引きとなる。このほか、F-150は34,412ドル(約500万円)から、スーパーデューティーは41,495ドル(約600万円)からのスタートとなる。
電気自動車のマスタング Mach-Eは35,818ドル(約520万円)から、2025年型F-150 Lightningは50,646ドル(約730万円)と高額ながら販売が続く見込みだ。
リンカーンブランドも大幅割引
リンカーンでは、中国製のナウティラスが49,747ドル(約720万円)から、アビエーターが53,278ドル(約770万円)から、ナビゲーターが84,555ドル(約1,220万円)からと大幅な割引が適用される。特にナビゲーターでは7,440ドル(約107万円)の節約が可能だ。
この従業員割引は参加ディーラーで適用され、販売店間の価格交渉も引き続き有効だ。フォードは「適切な価値を適切なタイミングで提供する」とキャンペーンの狙いを説明。米国建国250周年記念にちなんだ「American Value. For American Values」と銘打ったこの施策は、7月6日まで実施される。
フォードのQ1売上高減少は、主力のトラックや廃止されたモデルの影響が指摘されており、今回の割引拡大は販売回復を目指す緊急対策といえる。