フォード・ブロンコがジープ・ラングラーを2026年に販売台数で上回る
かつての自動車業界の販売競争は、もはや過去のものとなった。フォード・マスタングとシボレー・カマロ、ダッジ・チャレンジャーの三つ巴の戦いは、いずれの車種も生産終了した今では、もはや見る影もない。トヨタ・RAV4とホンダ・CR-Vの販売に注目するのも一つの手だが、今注目を集めているのは、フォード・ブロンコとジープ・ラングラーの直接対決だ。
2026年に入ってからの販売実績を見ると、フォード・ブロンコがジープ・ラングラーをすでに上回っている。年初からの累計販売台数は、ラングラーが44,461台であるのに対し、ブロンコは48,270台と、その差は3,809台にまで広がっている。前年同期比でも、ラングラーは17%増を記録したが、ブロンコは2.7%の増加にとどまった。
2025年の年間販売でもブロンコがラングラーをリード
フォードは2025年、ブロンコの販売で過去最高を記録。コンバーチブル4WDモデルが前年を30%以上上回る146,007台を販売し、セグメント内で最も売れるモデルとなった。年間販売台数ではラングラーに及ばなかったものの、フォードは「小売販売において、ブロンコはセグメント内で最も売れているモデルだ」と発表している。
一方、ジープは法人向け販売で優位に立っている。レンタカーや法人向けのベースモデルの多くはラングラーが占めており、これがジープの販売台数を支えている。2025年にはラングラーの販売台数が167,000台を超え、フォードを21,000台上回った。
今年の販売競争はどうなる?
2026年の販売競争は、まだまだ予断を許さない。燃料価格の高騰など、新たな要因が販売に影響を与える可能性がある。しかし、暖かい季節が近づくにつれ、オープントップの四輪駆動車への需要が高まるのは間違いない。地元のトレイルやショッピングセンターで、オープンカーに乗る人々を見かけるたびに、そのマーケティングの効果を実感するだろう。
「小売販売において、ブロンコはセグメント内で最も売れているモデルだ」
フォード社広報担当者