フランス・ブルターニュ地方フィニステール県のプルダルメゾーで4月20日、暗号資産業界の専門家の家族が武装強盗に襲われ、80万ドル相当の暗号資産が奪われた。検察当局によると、犯人は家に押し入り、家族を拘束した上でコールドウォレットを奪い、暗号資産の秘密鍵を入手したという。
事件が発生したのは、フランス北西部ブルターニュ地方の小さな集落にある一軒家。周辺は通常、静かな住宅地だが、当日は近隣住民が不審な物音を聞き、警察に通報した。警察が到着すると、被害者家族(暗号資産業界の専門家の妻、2人の子供、祖父母)が縛られた状態で発見された。
犯人は2人組の男で、手錠をかけられた家族によると、午前9時に家に押し入ったという。犯人は手荷物を装った男だった可能性も指摘されている。家族は3時間にわたり監禁され、暗号資産のコールドウォレットと秘密鍵を奪われた後、解放された。
ブルターニュ地方レンヌの検察当局は、事件の詳細について「被害者の父親は暗号資産業界で働いており、事件当時は家にいなかった」と説明した。フランスでは今年に入ってから、暗号資産関連の強盗未遂や誘拐事件が約50件報告されている。
先週も同様の事件が発生しており、配達業者を装った男が自宅に押し入り、銃を持っていたところを暗号資産所有者が拳銃で反撃し、撃退された事例もあった。
警察は現在も捜査を続けており、犯人の特定には至っていない。レンヌ憲兵隊が全面的な捜査を担当している。
出典:
DL News