ポルシェ、最新電気自動車「ケイエン クーペ E」を発表
ポルシェは、人気モデル「ケイエン」のクーペ型電気自動車「ケイエン クーッ機関)および電気自動車として最もパワフルなモデルとなる可能性を秘めている。
デザインと性能の進化
機械的には「ケイエン E」とほぼ同一だが、車体は空力性能と航続距離向上のために大幅に洗練されたデザインとなっている。フロントは「ケイエン E」と同様だが、リアはBMW Xシリーズを彷彿とさせるボリューム感のある形状で、空気抵抗係数はわずか0.23を達成。また、通常のSUVよりも約2.5cm低い車高により、レーストラック仕様のような外観を実現した。4人乗りが可能で、3.2立方フィートのフロントトランクも備える。
3モデル展開:出力と価格の違い
「ケイエン クーペ E」シリーズは3つのモデルで構成される。全車が800Vアーキテクチャを採用しており、理想的な条件下で10-80%充電にわずか16分という高速充電が可能。113kWhのバッテリーにより、WLTP基準で415マイル(EPA基準で約350マイル)の航続距離を実現している。
- ケイエン クーペ E(ベースモデル):408ps(オーバーブースト時442ps)
- ケイエン S クーペ E:544ps(オーバーブースト時666ps)
- ケイエン ターボ クーペ E(最上位モデル):857ps(オーバーブースト時1,156ps)
最上位モデルの「ターボ クーペ E」は、0-60マイル加速2.5秒、最高速度162マイル(260km/h)という驚異的な性能を発揮する。
インテリア:快適性とハイテク機能を融合
通常の「ケイエン E」よりも室内空間はやや制限されるが、ポルシェは快適性と先進技術を両立させた。オプションの電気化学式パノラマルーフ(調光機能付き)や電動ドア、レザー内装などを選択可能。また、中央コンソールから乗客側エアベントまで伸びる大型ディスプレイや、カスタマイズ可能なグラフィック、ARヘッドアップディスプレイ、個人設定可能なアプリ連携機能など、最新のテクノロジーが搭載されている。
価格と市場投入
「ケイエン クーペ E」シリーズは、北京モーターショーでデビュー。価格は以下の通り:
- ケイエン クーペ E:11万3,800ドル~(配送料2,350ドル別)
- ケイエン S クーペ E:13万1,200ドル
- ケイエン ターボ クーペ E:16万8,000ドル
「350マイルの航続距離と1,156psの出力を持つラグジュアリースポーツEVにしては、手頃な価格ではないか」と指摘する声もある。実際、高性能にカスタマイズされたフォードF-150でも6桁の価格が当たり前となっている現状を踏まえれば、競合他社と比較しても妥当な価格設定と言えるだろう。