次世代Sクラスクーペ、ヴィジョン・アイコニックの影響を受けたデザインに

メルセデスベンツは2020年にSクラスクーペの生産を終了したが、次世代モデルの構想が進行中だ。新たなレンダリング画像により、ヴィジョン・アイコニックのコンセプトを基にした次世代クーペの姿が垣間見える。このフラッグシップモデルは、ガソリン車と電気自動車の両方をラインナップする見込みだ。

メルセデスベンツはごく最近Sクラスを刷新したが、次世代モデルへの関心はすでに高まっている。次世代Sクラスは2020年代後半に発売される見込みで、まだ数年先の話だが、アーティストたちはすでにその可能性を描き始めている。特に、メルセデスの実験的なコンセプトカーの影響を受けたデザインとなると、注目が集まるのも当然だろう。

ヴィジョン・アイコニックのデザインを取り入れた次世代クーペ

現時点での構想では、メルセデスは次世代Sクラスクーペのデザインにヴィジョン・アイコニックのコンセプトを取り入れる可能性が高い。このコンセプトカーは、メルセデスの最新のデザイン言語を象徴する存在だ。もしメルセデスが再び2ドアのSクラスクーペを復活させるならば、このようなドラマチックなデザインが相応しいと言えるだろう。

2014年から2020年まで販売されていた前世代のSクラスクーペは、メルセデスのラインナップの中で最も魅力的で印象的なモデルの一つであった。しかし、販売台数が十分ではなかったため、後継モデルの投入が見送られていた。

新たなレンダリング画像が示すデザインの特徴

今回発表されたレンダリング画像は、KolesaのNikita Chyuiko氏によるもので、旧型のプロポーションを踏襲しつつ、ヴィジョン・アイコニックのデザイン要素を取り入れた次世代Sクラスクーペを描いている。全体的なシルエットは従来のクーペと似ているが、細部にはメルセデスの現在のデザイン言語が反映されている。

フロント部分では、スリムで主張のあるヘッドライトとスター型のデイタイムランニングライト(DRL)が特徴的だ。このデザインモチーフは、現在メルセデスのラインナップ全体に広がりつつある。一方で、巨大なグリルはヴィジョン・アイコニックと同様だが、実用化に向けてGLC EQのようなデザインにアレンジされている。しかし、SUVではなく2ドアクーペにこのような巨大グリルが似合うのかは疑問が残る。メルセデスがSクラスクーペを復活させるのであれば、より洗練されたデザインを採用してほしいところだ。

サイドプロファイルは洗練されており、長く滑らかなドアがシルエットをすっきりと保っている。リア部分はモダンで整ったデザインで、スリムなLEDテールライトと控えめなブラックディフューザーがアクセントとなっている。

次世代Sクラスのラインナップ戦略

次世代Sクラスに関する詳細情報はまだ限られているが、BMW 7シリーズのようなライバル車種と同様に、ガソリン車と完全電気自動車の両方をラインナップする見込みだ。これにより、現行世代でEQSが廃止されることになる。このニュースは、世界中のごく少数のファンにとって残念なものとなるだろう。

「ヴィジョン・アイコニックの影響を受けた次世代Sクラスクーペは、メルセデスのデザイン進化の象徴となる可能性がある。」
出典: CarScoops