米FOXニュース番組「ザ・ファイブ」の司会を務めるジェシー・ワッターズ氏は、英王室のチャールズ国王(チャールズ3世)とカミラ女王陛下の米国公式訪問中に、女王陛下に対し「銃による暴力」を連想させるジョークを飛ばしたと明かした。
ワッターズ氏は番組内で、ホワイトハウスの敷地内にある養蜂場を訪れた国王・女王と偶然出会い、国王から「FOXニュースに出演しているのか?」と尋ねられた際のやり取りを紹介した。
「私は『FOXニュースに出演していて、2つの番組を担当しています』と答えました。すると国王は『こちらでは相当人気なんだね』と言われました。その後、女王陛下との会話に移り、『養蜂場の様子はいかがでしたか?』と尋ねると、女王陛下は『とても良かったです。誰も刺されませんでした』と答えられました。そこで私は、『ワシントンでは、蜂に刺されなくても、銃に当たる可能性がありますからね』と発言したのです」とワッターズ氏は語った。
HOLY SMOKES! I ALMOST got THROWN OUT of the Royal State Dinner pic.twitter.com/Edzc4Yy5Ia
— Jesse Watters (@JesseBWatters) April 30, 2026
この発言に対し、番組共同司会者のダナ・ペリーノ氏は驚きの声を上げ、「女王陛下にそんなことを言ったんですか!?」と叫んだ。ワッターズ氏は「その女性(スタッフ)が私を女王陛下から引き離し始めたんです。何を言っていたのか自分でも分からなくなり、口ごもってしまいました」と振り返った。
国王のスピーチにもジョークが飛び出す
今回の国王・女王陛下の米国訪問は、米英関係の修復を目的としたものだった。訪米前、トランプ前大統領は英国がイランとの戦争支援に消極的だったと非難し、ホルムズ海峡の通行権を巡る問題でも英国を批判していた。そんな中、国王は議会演説で米英関係の重要性を強調しつつ、トランプ氏への皮肉も交えた発言を行った。
国王は「米国がいなければ、英国はドイツ語を話していたかもしれません」と発言したトランプ氏に対し、「逆に、米国がいなければ、英国はフランス語を話していたかもしれません」と皮肉を込めた返答を披露。さらに、トランプ氏がホワイトハウス東棟に球技場を建設しようとしていることに触れ、「英国がホワイトハウスの改装に関わったのは1812年の米英戦争の時以来です。当時、英国軍はホワイトハウスを焼き払いました」とユーモアを交えて発言した。
ワッターズ氏による女王陛下へのジョーク発言は、SNSを通じて拡散され、物議を醸している。動画では、ワッターズ氏が自身の発言を振り返りながら、女王陛下とのやり取りの詳細を説明している。