イタリア出身のレーシングドライバー、アレックス・ザナルディ氏が5月1日に死去した。59歳だった。家族の発表によると、死去は突然の出来事だったが、穏やかな最期だったという。

「深い悲しみをもって、アレックス・ザナルディの死去を発表します。5月1日の夕刻、突然の出来事でした」とザナルディ家の声明文には記されていた。「アレックスは家族と友人に囲まれ、穏やかに息を引き取りました。多くの方々から寄せられている支援に心から感謝します。この悲しみの時期、ご理解とご配慮をお願い申し上げます。」

ザナルディ氏は、CARTやF1などのアメリカン・オープンホイールレースで活躍し、数多くのレースで優勝を飾った。2001年9月15日のラウジッツリンクでの大クラッシュにより両足を失った後も、驚異的な復活を遂げ、世界ツーリングカー選手権に復帰。さらに、パラリンピックで金メダル2個を含む計3個のメダルを獲得し、ニューヨークマラソンや世界選手権でも優勝を果たした。

ザナルディ氏の功績は、レーシング界のみならず、障がい者スポーツの分野でも広く称えられている。

出典: The Drive