医師団体のCPTコードが不正請求の温床に?

米国の医療費抑制策の一環として、共和党議員が医師団体の不正請求問題に焦点を当てている。米国最大の医師団体である米国医師会(AMA)が管理する「CPTコード(医療行為分類コード)」の運用に対し、不正請求の温床となっている可能性があると指摘されている。

コードの複雑さが不正を助長?

CPTコードは、医師がメディケアやメディケイドに対して診療報酬を請求する際に使用される。しかし、その複雑さが不正請求や医療費の高騰につながっているとの見方が強まっている。

共和党のジェームズ・コーマー下院議員(ケンタッキー州)は、CMS(医療保険・医療扶助サービスセンター)に対し、CPTコードの管理体制について説明を求める書簡を送付。コードの「複雑さ」が不適切な請求やコスト増加につながり、その結果、不正請求が横行する環境を生んでいると主張した。

議員がCMSに調査を要請

コーマー議員は、CMSに対し、CPTコードの運用実態について詳細な説明を求めるほか、委員会の調査の一環として、不正・無駄・乱用の防止策を強化するよう提言した。同議員は、コードの複雑さが医療費の高騰につながっているとの見解を示している。

CPTコードとは?

  • 米国医師会(AMA)が管理する医療行為分類コード
  • 医師がメディケアやメディケイドに対して診療報酬を請求する際に使用
  • 患者が受けた医療サービスを具体的に記述するためのコード体系

医療費抑制策の一環として

共和党は、医療費抑制策の一環として、不正請求の防止を強化する方針を打ち出している。CPTコードの運用実態についても、さらなる調査が行われる見通しだ。

「コードの複雑さが不正請求の温床となっている可能性がある。我々は、医療費の無駄遣いを防ぐために、この問題に真剣に取り組む必要がある」
— ジェームズ・コーマー下院議員

出典: STAT News